大学生活
大学の専攻というかゼミの選び方
大学3年になると、多くの学生がゼミを選ぶことになる。あるいは研究室を選ぶ、指導教員を選ぶ、専攻を決める。呼び方は大学によって違うが、やることは同じだ。卒業論文で何を書くかを、このあたりで決める。 この選択を「将来の就職に有利かどうか」で決める人がいる。「友達がいるから」で決める人もいる。「楽そうだから」で決める人もいる。どれも間違いではない。ただ、もうひとつ、もっと素朴で確かな基準がある。 その分野のスタンダードな読み物を、読めるかどうか。 読めるかどうかで判断する どの学術分野にも、入門者がまず参照すべき定番のリソースがある。教科書、百科事典、論文データベース、学術雑誌。それらは、その分野の知見を体系的にまとめた一次的な参照先だ。 たとえば哲学なら、以下のようなものがある。 * Stanford Encyclopedia of Philosophy(plato.stanford.edu)。スタンフォード大学が運営する査読付きの哲学百科事典。各項目はその分野の専門家が執筆し、定期的に更新される。無料で全文が公開されており、学部生から研究者まで幅広く参照されている。 *