フィルムを現像するときの薬剤の寿命
フィルム現像を始めようとすると、「現像剤」「停止液」「定着液」「水洗促進剤」「水切剤」……と、揃えるものが多くて不安になる。 でも安心してほしい。現像剤以外はほぼ一生モノだ。 この記事では、Ilfordの各薬品がどのくらいの頻度で減っていくのか、どのぐらいの間隔で買い足すことになるのかを解説する。 薬品の寿命は「2つの軸」で考える 薬品には 保存寿命(開封後どれくらい持つか)と 処理能力(何本現像できるか)の2つの制約がある。どちらか短い方が実質的な寿命になる。 現像剤(Developer) 現像剤だけは消耗品。保存寿命も処理能力も他の薬品より短く、ランニングコストのほとんどはここに集中する。 粉末タイプ(ID-11 / MICROPHEN / PERCEPTOL) 保存寿命 * 原液(満タン):6ヶ月 * 原液(半分以下):1ヶ月 * 希釈液(1:1, 1:3):24時間以内に使い切り * 粉末のまま:数年(未開封なら安心) 処理能力