Yasunobu

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SNSでは写真をたくさん投稿していますので、ぜひ一度見てみてください。
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大学のレポートで使う書式

大学のレポートで使う書式

大学のレポートはWordで作ることが多いと思いますが、Wordのデフォルトテンプレートは欧米基準で作られているのでそのまま使うわけにはいきません。とはいえ、いちいち直しているのでは手間がかかるので、テンプレートを編集してしまおうという話です。 大学で使っているレポートのたたき台としてのテンプレートなので自由に使ってください。 紙面のレイアウト まずは余白と文字数についてです。文字数は授業で支持があればそれに従います。特に指示がなければ、「標準の文字数を使う」でかまわないでしょう。 余白は欧米では広く取られますが、和文では間が抜けて見えるため小さめにとることにします。明確な決まりがあるわけではないので、好きにすればいいのですが、参考までに、私は普段上下左右の余白を17mmに統一しています(A4の場合です)。 デフォルトのフォントなどをレイアウト画面から設定できるのでここで設定を済ませておきます。 テーマ Word文書は後述しますが、スタイルによってパラグラフごとに管理されています。そしてそれらのスタイルはスタイルセットという形でまとめて管理されています。さらにこのスタイ

Ghost(Pro)ではNewsletterを削除できないよ

私は利用していませんが、ブログの運営でNewsletterを活用することは古典的ですが効果的です。 当然GhostにもNewsletter機能があります。というか、Ghostは"Ghost: The best open source blog & newsletter platform"です Email Newsletters — Ghost Developer DocsSites using the Members feature benefit from built-in email newsletters, where all posts can be delivered directly to segments of your audience in just a few clicks.Ghost -

Cloudflareがキャッシュをしないようにする

Ghost(Pro)ではFastlyのCDNを利用しているため、Cloudflareを使う際、二重にCDNを使ってもあまり意味がありません。というか、システムに統合しているわけではないのでCloudflareのCDNを追加するより、元からあるFastlyのCDNをそのまま使う方がエラーなどが起きにくいだろうと思います。 とはいえ、CloudflareのWAFやHTTPSの強制は便利です。そのため、Cloudflareを利用しつつ、CDNの機能だけ使わないようにしようという記事です。 キャッシングを無効にする 管理しているドメインのCachingからCache Rulesに移動します。 Cloudflareがテンプレートを用意してくれていますから、「すべてのキャッシュをバイパスする」というテンプレートを選択します。 以下のような設定になるはずです。 「保存」を押して保存したら完了です。 これだけでCloudflareはすべてのキャッシュをバイパスするようなります。

Cloudlfare Zero TrustをIncludeルールで使ってみる

おうちサーバーやLAN外でのNASへのアクセスなどでとても便利なCloudflareのZero Trust。私も自宅のNASにLAN外からアクセスする際に利用しています。特に日本はIPv6の環境が複雑なため、契約によっては固定IPを利用できなかったりします。 光コラボは契約してはいけない - Qiita自分に起こった地獄VPNのパフォーマンスが出ない!VPNの条件は以下の通りです。同一市内の自宅と実家のVPN自宅はNTT光コラボ、実家はauひかりtracerouteで経路を調べたところ下記…Qiitakmt_t また、そもそもポートを開放することによるセキュリティ上のリスクも考慮する必要があります。VPNによって通信を暗号化することはできますが、VPN通信の中身を信頼してしまう仕組みはあまりいいアイデアだとは思えません。 とはいえ、自宅のNAS程度にすべての通信をZero Trustで運用するのは現実的ではないというか、あまりメリットもありません。特定の通信だけCloudflareを介せばいいです。Cloudflareではそうしたルールを設定できます。 ExcludeからIn

Proton PassおよびSimpleLoginのLifetime Plan(買い切りプラン)ができたよ!

プライバシーを重要視し、暗号化されたサービスを提供するスイスの企業Protonがメールのエイリアスサービスとパスワード管理サービスの買い切りプランを公開したよ。 Proton Pass + SimpleLogin Lifetime plan (limited-time offer) | ProtonWe’re offering a limited time deal on Proton Pass Plus. You can pay a one-time fee to get all the benefits of Pass Plus forever.Proton 正直どこかが統合してくれないかなあと思っていたところよ。 SimpleLoginについて SimpleLoginはもともとスタートアップのメールのエイリアスサービス。将来の可能性を感じたのか、ProtonがSimpleLoginを買収したの。そのあと、SimpleLoginの仕組みを使ってProton Passをリリース。 SimpleLogin | オープンソースの匿名メール サービス電子メール エイリアスを使用

Photo Cafeteriaさんのチャンネルが面白すぎる

写真を撮っていてカメラの仕組みが気になったり、動画を撮っていて山のようにある謎の仕様たちの違いが気になったことはないでしょうか。 Photo Cafeteriaさんはそうした疑問に答える耳寄りなチャンネルで、いまはYouTubeをメインに活動しています。 Photo CafeteriaVideo’s delen met vrienden, familie en de rest van de wereldYouTube 最近では4:4:4と4:2:2と4:2:0の違いを具体的に検証する動画を公開していました。 そのほかにも、最短焦点距離を短くする方法など実践的な内容を公開しています。 スマホとカメラの画質が同じになる条件を明らかにしていたりと、カメラ好きにもぜひ見てほしいです。 世界広しといえども、こんな情報を公開しているのはPhoto Cafeteriaさんだけではないでしょうか。 🦈ちなみに私とPhoto Cafeteriaさんとの関係は全くありません。私が「Photo Cafeteriaさんの発信する情報は面白いなあ。皆さんにも知ってほしいなあ。」と思い、勝手に記事を

Shopifyにカスタムドメインを追加する|Cloudflare編

はじめに Shopify を活用してオンラインストアを構築すると、まずは無料で利用できる “myshopify.com” ドメインが付与されます。しかし、事業の規模拡大やブランド力を強化するためには、独自ドメインへの移行が欠かせません。そこで注目されるのが、Cloudflare を併用した高度なドメイン管理とパフォーマンス向上施策です。Cloudflare を組み込むことで、セキュリティの向上やサイト速度の改善、さらには柔軟な DNS 管理が実現し、EC サイト運営をより専門的な水準へ引き上げられます。 eCommerceサイトのセキュリティとパフォーマンスサイトのパフォーマンスとセキュリティを優先するeコマースプラットフォームは、より多くの顧客を維持し、より多くの売上を生み出します。サイトの パフォーマンスは、全体的なユーザーエクスペリエンスとコンバージョン率の両方に影響します。 デリケートな顧客データを扱うオンライン小売業者にとって、セキュリティ対策は重要です。Cloudflare 本ガイドでは、Cloudflare で取得あるいは管理しているドメインを Shopify に接

Shopifyで"CNAMEレコードがありません"と表示される原因とその解決法(Cloudflare編)

はじめに Shopifyで独自ドメイン(今回は shop.sakashita.page)を接続した際に、「CNAMEレコードがありません」というエラーが出続けて困った経験、ありませんか? 実際に私もこのエラーに直面し、Cloudflare側の設定を見直すことで解決したので、その詳細と原因、対処法をこの記事でまとめます。 結論:Cloudflareの"CNAMEフラット化"が原因だった! Shopifyの管理画面でCNAMEレコードが正しく設定されているにもかかわらず警告が出る原因は、 Cloudflareの"CNAMEフラット化(CNAME Flattening)"という機能が有効になっていたからでした。 この機能が有効だと、CNAMEレコードの“名前”を返すのではなく、解決済みのIPアドレス(Aレコード)を返してしまうため、 Shopify側では「CNAMEが見つからない」と判断されてしまいます。 CNAMEフラット化とは? CNAME(Canonical Name)レコードは、あるドメイン名を別のドメイン名に別名として割り当てる仕組みです。 例えば: shop

Godoxクリップオンストロボ現行ラインナップ徹底解説

現行ラインナップとシリーズ構成 Godoxはクリップオンタイプ(ホットシュー装着型)ストロボとして多彩なモデルを展開しています。大きく分けて、乾電池駆動の「TTシリーズ」とリチウムイオン電池駆動の「Vシリーズ」、そして円形ヘッド採用の「ラウンドヘッドシリーズ」があります。また、レトロデザインの「Luxシリーズ」など特殊なモデルも存在します。以下に現行モデルをシリーズごとに整理します。 * TTシリーズ(乾電池式) – 手頃な価格帯で単三電池駆動の汎用モデル群。TTL対応モデルとマニュアル専用モデルがあります。 * TT685II(各社TTL対応のフルサイズモデル) * TT685(初代TT685の在庫品。基本性能はTT685IIと同等だが機能やロック機構が旧式) * TT600(マニュアル専用フルサイズモデル。2.4GHz無線対応だがTTL非対応) * TT350(小型TTL対応モデル。ミラーレスやコンパクト一眼向けのミニサイズ) * TT520II/TT560II(旧式のマニュアルモデル。光学スレーブ中心で、Godox X無線非対応) * Vシリ

Godox現行スタジオストロボ製品ラインナップ総まとめ

Godoxは様々なラインナップを展開していますが、一方で商品が多すぎて訳が分かりません。ということで、長い記事になってしまいましたが、主にスタジオで利用されるモノブロックストロボについてまとめてみました! 現行ラインナップ一覧とモデル構成 現在のGodox製スタジオ用ストロボ(AC電源モノブロック)は多彩なシリーズ展開がされています。主なシリーズとその現行モデル(世代)を以下にまとめます: * DPシリーズ – 大光量のプロ向けモデル。最新の第III世代(DPIII)として DP400III / DP600III / DP800III / DP1000III があり、従来のハロゲンランプ仕様に加えてLEDモデリングランプ版の DPIII-V シリーズ(例:DP400III-V)も展開されています 。 * QTシリーズ – 高速発光が特徴のハイエンドモデル。第II世代(QTII)と最新の第III世代(QTIII)があり、代表モデルは QT400II/III, QT600II/III, QT1200II/III です 。※現在は主にQTIIIシリーズ(III世代)が中心です。

当サイトで利用しているCloudflareをProプランにしてみました

当サイトではDNS/CDNにCloudflareを利用してます。このドメインsakashita.pageでオンラインショップも立ち上げたこともありウェブページの読み込みや画像に関してお手軽に最適化したいなあと考えたのがきっかけです。 CloudflareのProプランは個人向けのプランだと思うのですが、調べてみても使っている人が見つからないんですよね。海外ではRedditなんかにそこそこいるようですが、日本で使っているユーザーさんのブログ記事なんかを見つけられませんでした。あるんでしょうが、参考にしようと検索しても引っ掛かりませんでした。せっかくなので、人柱といいますか、誰かの参考になればと思い、利用した記録を残しておきます。 環境について 当サイトはGhost(Pro)を利用しています。Ghost(Pro)はfastlyのCDNを利用していますし、そこにCloudflareのCDNも二重にかかっている状態です(たぶん)。そもそもGhostが速いこともあり、速度的な不満は特にありませんでした。画像の読み込みもテーマのほうで遅延読み込みをかけていますし、Ghostが自動的にオリジ

IPv6のカオスもOK!Cloudflare TunnelでNASを外から楽々アクセス

Cloudflare Tunnelについてめっちゃ語る 日本のIPv6環境って、いまだに「ベンダー独自の仕様がゴチャゴチャで、ルーターの設定見ても一体どこに手をつければ……?」みたいな状態ですよね。しかもISPによってはデュアルスタックだったり、IPv6しか割り当てられなかったり、はたまたDS-LiteだのMAP-Eだの、もうハマる人はハマるし、何をどう調べたらいいのか途方に暮れちゃうこともしばしば。 でも「外からNASにアクセスしたいけど、ポート開放したくないし、そもそもルーターのNATの設定が難しい……」みたいなときにかなり使えるのが Cloudflare Tunnel ってやつです。昔は「Argo Tunnel」って呼ばれてたんですけど、要するに「LANの中にトンネル用のコネクタみたいなのを立ち上げて、そのコネクタからCloudflareのネットワークに安全にトンネルを張っちゃおう」という仕組み。 ポート開放しなくても外部アクセスできる 本来なら自宅のルーターで「外部のポート80・443を内側のNASに転送して……」とか設定するじゃないですか。しかもIPv6だと、プロバイ

私のカメラのあれこれ

カメラと周辺機器 カメラ 何をするにもまずはカメラです。フルサイズでスチルが取れればよかったので、Z5をチョイス。Nikonにした理由はZマウントです。動画を撮りたければZ6IIIが必要になると思います。 最初のレンズ 最初のレンズは迷いましたが、無難に50mm f/1.8です。85mmをのちに買うことがわかっている人なら35mmからかってもいいと思いますし、そもそもズームレンズの性能が上がっていますから、ズームで済ますのも手だと思います。単焦点レンズを使うと画角の感覚がわかって面白いので、ぜひ使ってほしいとは思います。 現像ソフト 賛否両論ありますが、まずは純正の現像ソフトから始めるのがいいかと思います。カタログ機能がないため動きが不安定になることが多いですが、カメラの機能をすべて使い切ることができます。特に逆行補正に関しては純正を超える補正は難しいんじゃないでしょうか。Lightroomで同じことをやろうとしても簡単にはできないと思います。 純正現像ソフトでしばらく遊んでいると管理する写真の枚数も増えてきますからアルバムのように大量の写真を管理することもできるソ

Simple Analyticsの魅力を語り尽くす! 〜プライバシーとシンプルさが最高〜

どうも、sakashita です。 今回は、アクセス解析ツール界の「隠れた実力者」Simple Analytics について熱く語りたいと思います。 「よく聞く Google Analytics じゃダメなの?」って思う方もいるかもしれませんが、いやいやダメじゃないんです。ただ、Simple Analytics には GA にはない“心地よさ” があるんですよ。 The privacy-first Google Analytics alternative - Simple AnalyticsSimple Analytics is the privacy-first Google Analytics alternative that is 100% GDPR compliant. Give us a try!Simple Analytics この記事では、

SynologyのNAS DS-423+導入に際して検討したこととCloudflare Tunnel

私はカメラを買ってからというもの、写真にはまりました。 デジカメは良くも悪くも低いランニングコストで写真が撮れるので、画像データが山のように積もっていきます。最初のころはポータブルSSDをいくつか購入していたのですが、何個も所有しているとカタログ管理でのリンク切れが気になってきたり、写真を撮るたびに少ないストレージを圧迫していることが気になり、そもそも写真を撮るのが嫌になります。 大容量の保存空間が欲しいわけですが、パソコンにどでかいHDDを増設するだけでは外出先でのアクセスなどが不便です。いらないパソコンをサーバーにしてしまうのも手ですが、面倒なのでこういった用途のために作られた商品であるNASを導入することにしました。 NASを自宅外からアクセスするときの話 自宅外からNASにアクセスというと、ポート開放をしなければならないなど適当な記事が出てきますが、ポート全閉じでもやろうと思えば全然アクセスできます。 日本のインターネット環境はIPv6がカオスになっていますが、それでも普通に使えます。設定さえすればブログとして公開することも可能です。 Webでは家の光回線によって

Cloudflare×Ghost Proで簡単!.pageドメインを使ったカスタムドメイン設定ガイド

.pageドメインでのセットアップをしている人を見なかったので。 ドメインといえば.comがいまでも主流ですが、ドメインを新規で使う分にはどれを選んでも同じなため、ちょっと面白いものを選びたいですね。 今回は.pageドメインを利用してみました。Googleがレジストラーとして管理しており、HTTPSが強制され、HSTS Preloadも勝手に登録されるのでブログを使う身としては安心でらくちんです。 HSTSとはなんぞや HSTS(HTTP Strict Transport Security)って、簡単に言うと「ブラウザが自動でHTTPアクセスをHTTPSアクセスに切り替えるようにする仕組み」です。たとえばふつうならHTTPでアクセスすると、そのままHTTPでサーバーに行くわけですよね。でもHSTSを設定しておくと、いったんブラウザが「このサイトはHSTSに対応してるんだから、そもそもHTTPでの接続を試そうとしちゃダメ」って判断し、強制的にHTTPSに変えてくれるんです。 そうすると、ユーザーがURLバーに http://example.com って打ち込もうが何しようが、